5分で鬼を退治する☆伝説の勇者no桃太郎 cast ナレーター1 ナレーター2 おじいさん おばあさん 桃太郎 犬 猿 雉(鶏!?) 鬼 鬼たち(いっぱいいた方が楽しいカナ?) 支配人 開幕 ナレーター1「『5分で鬼を退治する☆伝説の勇者no桃太郎』上演開始しま~す!! 拍手ぅ~~!!」 桃太郎「お~い!! 鬼退治5分て、なんだよ!! テキトーな煽りをいれるな!!」 ナレーター2「ちょっと勝手に出てこないで下さいよ!! これからお婆さんが川から桃を持ってくる設定なんですから。」 桃太郎「設定とか言わない!! ってか、何、そんなとっからやんの!? 5分なのに!?」 ナレーター1「だいじょび。だいじょびぃ~。ちゃんとリハ積んでるからさ☆」 桃太郎「また夢のないことを・・・。ってか、そもそも何で5分なんだよ!!」 ナレーター1「・・・大人の事情?」 ナレーター2「とにかく桃太郎さんも、スタンバってください!!」 桃太郎「へいへい。」 ナレーター1「それでは今度こそ『5分で鬼を退治する☆伝説の勇者no桃太郎』上演開始しま~す!!」 ナレーター2「むかーし。むかーし。ある所におばあさんとおじいさんが住んでいました。」 おじいさん&おばあさん、舞台で手をふったり おばあさん「じいさんや。この子、桃太郎って名付けましょ?」 桃太郎「ちょい待て、突然過ぎるだろ!!」 おじいさん「何か、ダサくやないかい? 婆さんや」 桃太郎「そういう問題!! ねえ!?」 おばあさん「じゃあ。ゴンザレス君?」 桃太郎「突然、意味不明だし!! そこは、桃太郎にしよ!!」 ナレーター1「桃太郎は、一生懸命ツッコミますが、何分、まだ赤ん坊の体。。。お婆さんたちに声が届きません。」 ナレーター2、こそっと桃太郎に近づいて ナレーター2「あのお話が進まないので、少し黙っていてもらえませんか?」 桃太郎「だからって!!」 ナレーター2「上演時間過ぎたら、ギャラがもらえないんですよ?」 桃太郎「大人の事情キターーーーーーーーー!!!!!!!」 おばあさん「よし。じゃあ、この子の名前は、」 おばあさん&おじいさん「秀樹にしよう!!」 桃太郎「待てーーーーーーーーー!!!!!!!」 ナレーター2「だから黙れと!!!」 桃太郎「いやいや。これは見過ごせなくね!? 桃太郎じゃなきゃ、タイトル変わっちゃうよ!?」 ナレーター1「『5分で鬼を退治する☆伝説の勇者no秀樹』上演開始しま~す!!」 桃太郎「変えんなぁ~~~~~~~~~!!!!!!」 おばあさん「うわっ!! びっくりしたぁ~~。もう秀樹、大きな声出さないの」 おじいさん「秀樹は元気な子に育ったなぁ~。」 おばあさん「ほんとにねぇ~。でも、ちょっと元気過ぎたかしら?」 おじいさん「それもそうだ。はっはっは。」 おばあさん「ほっほっほ。」 桃太郎「ほのぼのすんな!!! 何!? 俺、成長早くね!? ってか、何? やっぱ秀樹、固定なの!? マジで!? マジで!?」 ナレーター1「そんな桃太郎も、もう16歳!!」 ナレーター2「僕。桃太郎は。。。こんなに立派になりました!!」 ナレーター1「僕、鬼が島に行って!! 鬼退治してくるよ!!」 ナレーター2「お宝たっくさん!!」(桃太郎、無声劇で台詞に合わせた動きをする。) 桃太郎「って、言ってない!! 言ってない!!」 おじいさん「そうか。桃太郎、頑張ってくるんだぞ。」 おばあさん「桃太郎・・・・。さよなら」 おばあさん、目に涙を浮かべて舞台から去る。(もちろん、女の子走り) おじいさん「待てよ。よしえぇ~~~」 おじいさん、語尾にハートをつけながら舞台から去る(もちろん、女の子走り) 桃太郎「よしえって誰だよ!! っていうか、俺の名前、結局、桃太郎なの!?」 ナレーター1「何言ってるの?」 ナレーター2「最初からそうだったじゃない?」 ナレーター12「頭、大丈夫?」 ナレーター12「っねぇ~☆」 桃太郎「何かむかつく。」 ナレーター1「とにもかくにも。桃太郎は鬼が島へと鬼退治に向かうのです!!」 ナレーター2「しかし、その桃太郎の前に大きな壁が立ちはだかります!!」 桃太郎「いきなり鬼ぃ!?」 ナレーター1「というか、ぶっちゃけ。前半のツッコミとかのせいで時間がヤバいっす。」 桃太郎「何ソレ!?俺のせいなの!!」 ナレーター2「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 ナレーター1「大丈夫よ!! 私がついてるわ!!」 ナレーター2「ナレーター1!!」 ナレーター1「ナレーター2!!」 ME:I Will Always Love You 桃太郎「名前、もうちょっと考えよ!! ってか、時間ないんじゃ・・・」 ME:何か、おどろおどろしい曲(ラスボス戦みたいな) 鬼「よく来たな勇者よ」 桃太郎「来たっていうか、場所変わって無いんですけど。。。」 鬼「うるせえ!! われが直々に来てやったんだ。文句はあるまい。」 桃太郎「っていうか、今来られても困りますって。まだ、犬と猿と雉に会ってないですから」 鬼「安心しろ。連れてきた」 桃太郎「何で!?」 鬼「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 桃太郎「お前もかぁ~」 犬「わん!!」 猿「キーキー!!」 雉「こっけこっこー!!」 桃太郎「待て!! 最後の鶏じゃん!!」 雉「せやかてしゃーないやん!!雉の鳴き声やなんて聞いたこと無いやさかい。そないゆうたら自分、出来るんかいな!?」 桃太郎「いや、できひんけど・・・」 雉「そもそも、鳥だけ種類指定って、おかしないか!! 差別やないんか!?」 桃太郎「すみませーん。5分以内に終わる気しないんですけど・・・」 ナレーター2「やばい!! 雉くんは、こころよーく。桃太郎の仲間になりましたとさ!!」 犬「ていうかぁ~。マジかったるいんですけど~みたいなぁ~。」 桃太郎「ごめん。正直ここで時間取られるのまずい気がするんだが・・・。主に、裏方さんたちの視線が・・・。」 猿「わかりました。単刀直入に申し上げましょう。そこにいる雉。犬。を含めた僕たち3人はビジネスをしに来ております。ですので、私たちが、鬼退治のお手伝いをし 終えたあかつきに何をいただけるのかという所から話しを進めさせていただきたいのです。つきましては・・・」 桃太郎「きびだんご?」 雉「なめとんのか!? われぇ~。ガキの使いちゃうねんぞ!!」 犬「信じらんな~い。うち、ちょい怒りなんだけどぉ~。」 猿「お話しになりませんね。」 桃太郎「すみません。。。」 ナレーター2「何で、あんなん連れて来たワケ。もうちょっと手間取らない子連れてきなさいよ。」 鬼「すみません。選んでる暇がなかったので。」 ナレーター2「あぁもう!! ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 ナレーター1「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 鬼「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 雉「よっしゃ。交渉成立や!!」 ナレーター12&鬼「決まったぁ~。」(安堵の声) 猿「鬼を倒したら、鬼が集めていたお宝を頂けるという契約の元、あなたを倒させていただきます。」 犬「マジだるい~」 鬼「ふっはっは。さあ来るがよい。勇者ども!!血の泉に沈めてやるわぁ~~~。・・・だが、そうだな・・・。私の部下になるというのならば、世界の5分の1を貴様 にやろう!!」 桃太郎「なんとなくケチるな!!」 猿「半分」 鬼「4分の1」 猿「7分の3」 鬼「18分の5」 雉「兄ちゃん。もうちょいつけてやぁ」 鬼「えぇ~い!!11分の5」 雉「のった」 猿「交渉成立です」 ME:何か平和そうな曲 ナレーター1「鬼ぃ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!」(怒り) ナレーター2「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 鬼「ごべんなざいぃ~~~~。者共かかれぇ~~~~~」 袖からめっちゃたくさんの鬼登場 猿「契約違反ですよ!!」 鬼「うるさいわぁ~~~!!!」 何か乱闘 ナレーター1「死闘。死闘。死闘。」 ナレーター2「激しい戦乱の様相の中。人数の差もあり、桃太郎グループが押されています。」 何か乱闘 おばあさん「加勢するわ。秀樹!!」 桃太郎「そのボケ、まだ生きてたんか~~~~い!!!」 おじいさん「鬼は~外~」 おばあさん「福は~内~」 おじいさん&おばあさん、豆を投げ付ける。 雉&猿&犬もそれにならう。 桃太郎「そんなんで効くはずないだろ~~!!」 鬼たち「うわぁ~~~~~!!」 鬼たち、捌ける。 桃太郎「そうなるって分かってましたぁ~~~」 猿「契約通り、お宝いただけますか?」 桃太郎「そうだね。お宝、お宝・・・・。ごめん。ここ鬼が島じゃないからお宝ないわ・・・」 桃太郎以外「はぁぁぁぁぁああああん!!!!!!!」 猿「契約違反ですよ!!!」 雉「なめとんのか。われぇ!!!」 おばあさん「まったく。親不孝な息子だよ」 犬「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム!!!!!」 桃太郎、追いかけられる。 桃太郎「うわぁぁぁぁぁあああああああ」 ナレーター1「こうして『5分で鬼を退治する☆伝説の勇者no桃太郎』は主人公の悲痛な叫びと共に幕をおろしました。」 ナレーター2「めでたしめでたし」 閉幕 キャスト「すみませんでした!!!!!」 支配人「ギャラなんてあるか。ヴォケ~~~~~~~!!!!」 キャスト「ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。ギャラなし怖い。」 終幕 |
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